ART取り違い防止システムについて
RI Witness™について
「RI Witness™」導入で叶える、安心・安全な生殖医療の新時代
不妊治療クリニックとして、私たちが最も大切にしていること――
それは、「患者様の未来を預かる責任」と「命の尊厳を守る技術」です。
この想いを形にするため、当クリニックでは胚や配偶子などの検体取り違い防止のシステムとして最新の「RI Witness™」を導入しました。
◇ RI Witness™が変える、生殖医療の「確実性」
体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)において、「卵子と精子の取り違い」や「胚の混同」は、決してあってはならないヒューマンエラーです。
RI Witness™は、RFID(無線タグ)技術を用いて、以下の工程を自動で記録・管理します。
– 完全なトレーサビリティ
患者様の卵子・精子・胚に専用タグを装着。
培養士の手作業による確認に依存せず、機械が自動で識別し、作業ログを残します。
– リアルタイムアラート
誤った組み合わせの操作が発生した際、即時警告が鳴動。
ダブルチェックを超える「フェイルセーフ」を実現します。
– 透明性の高いデータ
すべての操作記録は暗号化され、患者様ごとに紐付け。
必要に応じて治療の経緯を説明可能な体制を整えています。
◇ 患者様へ約束する、3つの「ない」
1. 「取り違えない」*
―― タグが個体を識別するため、人為的ミスクリックを防止。
2. 「見逃さない」
―― システムが24時間「電子の目」で胚を監視。
3. 「隠さない」
―― 操作ログは完全記録。ご希望があればいつでも情報を開示します。
◇ 私たちの想い
「もし自分の胚だったら……」
その視点こそが、生殖医療の原点です。
RI Witness™の導入は、「技術で補う倫理」への挑戦。
患者様の期待に、ただ「丁寧に対応する」だけでなく、
「100%の正確性を証明する仕組み」を追求しました。
── あなたの大切な命の始まりを、私たちは最高の環境でお迎えします。